えー管理人は月に一度、北海道江別市のマイカルシネマに映画を見に行くのですが、その時見た映画の感想などを紹介するコーナーです。

 そこは、シネプレックス(複数のスクリーンを備えたアメリカ式の大型映画館)で常に10本くらいの映画を上映しているのですが、そこにいきなり行って、即決で見る映画を決めているので、次の紹介が何の作品になるかは管理人でもわかりません。

だめじゃん

 今回は「メトロポリス」です。


目次: [メトロポリスへ] [クレヨンしんちゃんへ] [BROTHERへ] [弟切草へ] [狗神へ] [ナッティ・プロフェッサー2へ] [試写室 前のページへ] [試写室 次のページへ] [試写室 最新のページへ] [部屋の最後へ]


「メトロポリス」

あらすじ
超近代的巨大都市「メトロポリス」

発達した科学により、労働の多くはロボットがやってくれる街。

それは、夢のような世界。

しかし夢の中には悪夢もあるのだった・・・




 言わずと知れた、漫画の神様「手塚治虫」原作のアニメです。

 原作:神様といえども、初期作品。
 神様になる遙か前の作品のうえ、原作とはストーリー全然違います。

 どっちかというと「原案」といった感じ。

 ゆえに、というわけじゃないですが、ストーリー自体はたいしたことありません。

 ちょいと探せばもっと泣けるロボット物の作品なんて、ごろごろしてます。


 特筆するのは、音楽と映像。

 特に音楽は、大したシーンでもないのに結構良い曲をつかっていたりします。
 ちょっとサントラ欲しいかも?

 映像もCGブリバリ。
 美麗グラフィックと言う感じ。

 でもその反面、人間キャラは手塚系の顔なので違和感があります。
 いまいちマッチしていない感じ。


 ミュージッククリップだと思って見るのが吉か?

 よって、おすすめ度はイマイチ。
 何かやりながらBGM代わりに見るのがいいかも。


 スタッフは豪華なのにねぇ・・・もったいない。


わかりやすいあらすじ
みんな壊れちゃえ

目次へ 部屋の最後へ



「クレヨンしんちゃん」
<<嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲>>

あらすじ
春日部で開催された「20世紀博」

それは「ふるき良き時代」を再現するテーマパークだった。

子供達にはつまらない場所だが、大人達には「なつかしいにおい」のする魅惑的な場所。

そこに隠された秘密に気づかないまま、大人達は今日も「20世紀博」に向かうのであった・・・




えーと、まず対象年齢なんですが、少なくても子供向けじゃ無いです。
大体30代くらいがターゲット。

見に来る子供のお父さん、お母さんくらいの年代やね。

もともと「クレヨンしんちゃん」自体、青年誌での連載なんで、あながち間違っちゃいないという話しも・・・


お子様用映画ですので前半はギャグ中心ではありますが、後半からクライマックスまでは、かなりシリアス入ってます。


さて、テーマはというと「家族愛」
かなりグッときます。


あと、カーチェイスが見物。


クレヨンしんちゃんの歴代映画の中でも、5指〜3指に入る出来。
見て損無し。


ちなみに「私的クレヨンしんちゃん映画ベスト5」

  5位 ブリブリ王国の秘宝
  4位 暗黒タマタマ大追跡
  3位 モーレツ!オトナ帝国の逆襲
(今回の映画)
  2位 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
  1位 ヘンダーランドの大冒険


わかりやすいあらすじ
におい VS 臭い

目次へ 部屋の最後へ



「BROTHER」
あらすじ
抗争に敗れたヤクザ「山本」

舎弟達の薦めもあり、実の兄弟のいるロサンゼルスに向かうことになる。

英語を話せないヤクザの山本は、どんな事件に巻き込まれるのであろう。

いや、その事件の中心こそ山本なのだ・・・



えーと、「任侠映画」です。

てな訳で、当たり前のように人が死にます。
っつーか死にすぎ。

名前が出るようなキャラで生き残るのは、片手で数えられるくらいです。
死ぬ人数は一クラス分以上くらい死んでるのでは?


「北野武」演じる山本の敵に対する容赦と躊躇の無さはむしろ、心地よいくらい。


で、テーマというと「兄弟愛」
この場合の兄弟は任侠でいう「兄弟」ね。

主人公、肉親の弟は見殺しにするしな。


「男同士の愛情」ってほうが、わかりやすいか?
(誤解を招きそうだが)
「男の美学」でも可。


オススメ度はMAX。
そりゃぁもう、スーパーモンキーズも裸足で逃げ出すくらい。

男なら見とけ。と、いう感じ。
あっしは、久しぶりに映画で泣きましたよ。ダンナ。


わかりやすいあらすじ
お兄ちゃん大好き。

目次へ 部屋の最後へ



「弟切草」
あらすじ
サウンドノベルズ「弟切草」ができるまで(?)



 時間と金の無駄。

 家帰って、スーファミの「弟切草」をやりましょう。
(プレステ版でも可)

 詰めの甘い主人公と、頭の悪いワガママヒロインが、箸にも棒にもかからないようなシナリオを、下らないオチが付くまで、ダラダラとやる映画。

 前半、あまりの退屈さで眠りそうになり、後半、「これ」に、あの名作「弟切草」の名前を冠してることに、憤慨してました。私。


 絶対に見ないこと。ビデオも不可。


わかりやすいあらすじ
 省略。書く価値無し。

目次へ 部屋の最後へ



「狗 神」
あらすじ
 ある日、四国山中のある村に赴任してきた若い教師。
 彼は、そこで不思議な魅力を持つ女性に出会う。

 女性の歳は41歳。
 しかし、自分と親子ほども離れた歳だとは、気づかないほど、その女性は若く、美しかった・・・



 えーと、とりあえずR−15指定です。

 脱ぎますし、やります。
(何を?)


 ストーリー的には、「狗神筋」と呼ばれる一族の差別的環境にオカルト1さじ。といった感じ。

 ジャンル的にホラーではなく、どっちかというと猟奇系ですね。

 移民の国、北海道では、ピンと来ませんが、本州の閉鎖的な村落とかなら実際にありそうな話しで、見ていてブルーな気分になります。

 なかなか、話の雰囲気や展開もよく、引きつけられますが、もう少しホラー色が強いほうが良かったのでは?

 結局、「狗神筋」ってのは判ったが、「狗神」ってなんじゃい?という感じで終わりますしね。

 主人公の教師も
(邦画の主人公にしては)個人的に好感の持てるタイプで(ちと欲望に正直すぎるが)マル。

 でも、オススメ度は今ひとつ。
 原作の小説版を読んだ方が面白いのでは?
(読んだこと無いけど)


わかりやすいあらすじ
 気にすんな。俺も気にしない。

目次へ 部屋の最後へ



「ナッティ・プロフェッサー2」
〜クランプ家の面々〜

あらすじ
天才クランプ教授は前作の発明、超やせ薬に続き、今度は若返りの薬を発明する。
 想いをよせる女性との関係も良い感じで、これで人生バラ色・・・のハズ!

 でも、教授には一つ悩みがあったのだった・・・



 さて、まずはさておき、この映画、テレビで放送できないかも。

 ってくらい下品です。

 下ネタつゆだく特盛り。といった感じ。


 どーして洋画のギャグ物ってこうなんだーっと泣けてくるよ、あたしゃ。


 でも、面白くないかっていったら、そこそこ面白いんだけどね。


 最近、映画にかぎらず、元ネタがDNAがどうしたこうしたっていう作品が多いような気がしますが、これもそのクチ。

 前作から登場の教授の別人格「バディ・ラヴ」も、悪性遺伝子という扱い。

 「パラサイト・イヴ」ばりの扱いっすね。

 もう、DNAネタは、おなかいっぱいです。


 ちなみに、一番の見所は、最後のスタッフロール時のNG集。

 オススメ度は、アルコールかっくらって、家でビデオで見るならオススメ。

 いや、面白いんですよ?


わかりやすいあらすじ
 獣欲、剛を制す

余談
 日本語吹き替え版の声優は120%、山寺宏一です。
 いや、絶対。

目次へ 部屋の最後へ







メールはこちらへ