えー管理人は月に一度、北海道江別市のマイカルシネマに映画を見に行くのですが、その時見た映画の感想などを紹介するコーナーです。

 そこは、シネプレックス(複数のスクリーンを備えたアメリカ式の大型映画館)で常に10本くらいの映画を上映しているのですが、そこにいきなり行って、即決で見る映画を決めているので、次の紹介が何の作品になるかは管理人でもわかりません。

だめじゃん

 今回は「マルコビッチの穴」です。


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「マルコビッチの穴」

あらすじ
 売れない人形使いクレイグ。
 街頭で芸を披露しても、どうもパッとしない。
 当然、稼ぎも少なく経済的にも苦しい。

 とりあえず自分の手先を生かせる職業についてみたクレイグは、その会社で奇妙な穴を発見する・・・



 ぶっちゃけた話、俳優ジョン・マルコビッチの頭の中に通じる穴が見つかって、そこに入ると15分だけ、マルコビッチになれる。

 と、いっても通常はマルコビッチの五感を共有(たぶん)できるだけらしいのだが、主人公のクレイグは逆にマルコビッチの身体を操る方法を見つけてしまう。

 っていう話。


 見所は本編とはあまり関係ないが、クレイグの操る人形。

 初めてあういうマリオネットの芸を見ましたが、すごいの一言。

 少年サンデーで連載している、「からくりサーカス」のマリオネットって、こんな感じなんだろうな。と、ちょいと感動しました。

 本編自体はそれほどではないですが(^^)


 好みもあるだろうけど、私ならビデオで十分だと思う。
 でも、音響設備が良くないと楽しめないかも?


 まるっきり個人的感想なんだけど、主要登場人物のほとんど総てに好意的になれない。
 つーか、自分の価値観から見たら、嫌悪感を抱くタイプばっかりだったので、あまり楽しめませんでした。

 本当はもっと面白いのかも?

わかりやすいあらすじ
 世にも奇妙な物語(海外版)

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「さくや妖怪伝」

あらすじ
 古の盟約に従い、使用者たる「公儀妖怪討伐士」の寿命と引き替えに妖怪を狩る力を発揮する妖刀「村正」

 その刀は公儀妖怪討伐士である榊家当主「榊備前守芳明」の命を食らいつくし、今、その娘、「咲夜」の手の中にあった・・・


 えーと、特撮です。

 目の良い人は、吊ってある糸が見えるので気を付けましょう
(本当)


 とりあえず、キャストが豪華ですね。

 主人公の父親役が「藤岡弘」、主人公を補佐する忍者が「嶋田久作」「塚本晋也」と、そのスジの人にはたまらないかと。

 あと、ラスボスが「松坂慶子」

 ついでに「丹波哲郎」が当たり前のように偉そうに出ていて、ついでに語り
(ナレーション)「竹中直人」

 濃い?
(演技はうまいけどね)


 ストーリーはというと、ちょっとコメディチックなところが目立ちます。
 数の問題じゃなくて、シリアス路線にひょいと入るので、気になるという感じ。

 完全にシリアス路線でいったほうが良かったのでは?


 特撮好きならビデオでGO!
 っていうか、わざわざ映画館で見るほどじゃないような気が・・・

 多分、漫画だったらもっと面白かったと思う。

余談1
 主人公とその弟(カッパ)に忍者が二人というパーティーで話しが進むのだが、弟はよけておいて、忍者がそれぞれ「ニヒルな奴」「太った陽気な奴」なので、まるで「ゲッターロボ」のような雰囲気が(笑)

 「ニヒルな奴」にいたっては髪型までそんな感じ。

余談2
 主人公の父親「榊備前守芳明(藤岡弘)が主役の「さくや妖怪伝・零」とか見てみたいなぁ・・・超シリアス路線で熱いヤツ。


わかりやすいあらすじ
 カッパ妖怪伝

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「スチュワート リトル」

あらすじ
 息子の希望もあって、養子を貰うことにしたリトル家。
 そこで、ある孤児院を訪ね、その中の一人を養子に迎えることにした。
 そして、リトル家に「家族」が増えた。

 スチュワートという名の「ネズミ」が・・・


 とってもハートフルで、ちょっぴりホームレスなお話。

 テーマは「家族愛」です。

 最初、単にコメディだと思って見ましたが、どうしてなかなか、心温まるお話です。

 ただ、世界観が現実世界ではなく、パラレルワールドなのか、ネズミが孤児として施設に預けられていて、当たり前のようにしゃべり
(周りも一つも驚かない)また、養子として受け入れられるってのが、ちょいとぶっとんでるかな?という感じ。

 何か説明があってもよいのでは?などと思いましたが、ま、漫画的なストーリー展開の手法として理解することにしましょう。

 以外と、コメディ、ギャグの部分は少なく、主人公と家族とのつながりをメインに描いた映画。

 そういう意味では、子供よりも大人向けかも?

 かなり、オススメです。
 「家族モノ」に弱い人は、ハンカチの用意を。


わかりやすいあらすじ
 ネズミ VS ネズミ以下

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「ミッション トゥ マーズ」

あらすじ
 火星にその足を踏み入れた人類。
 そこにあったのは、人類が火星に移住できる可能性と、山に埋もれた正体不明の物体。
 迎えたのは、謎の竜巻。

 そして、通信が途絶える・・・

 選ばれた4人の宇宙飛行士は、彼らを救出することができるのか?



SFです。真面目な。

でも、テーマは?ってーと、「夫婦愛」らしいです。

たぶん。


時代設定は西暦2020年、結構微妙な時期だーね。
ちょっと未来的でもあるし、今風でもある。

もちろん、劇中もそういう風な雰囲気が漂ってます。

変に未来未来しているよりは、とっつき易いかも?

SF系スペクタクルを希望している人には、ちょいと物足りないかもしれないが、身近なハプニングが逆に緊張感を出している感じ。
(宇宙での事故が身近って人は、そういないとは思うが)

SF好きより、人間ドラマ好きの人にオススメ。


わかりやすいあらすじ
 宇宙ちょっといい話

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