いきなり隊長に呼び出される。
?悪いことしてないよ。最近は。
とか思ってると、近頃がんばってるね、と誉められる。
いやぁ、それほどでも・・・鬼道衆ゲフンゴフン、いや、龍閃組として当然ですよ。
目が泳いでいるのは内緒だ。
それはそれとして今日の任務を授かる。
今日は某寺にいってこいというアバウトな命令。
ま、いいんですけどね。と皆をつれてその寺に行く。
待ちかまえていたのは老人マッチョな坊主。
マッチョ坊主から江戸を守護する結界の話しを聞く。
ちなみにこの結界、徳川家康に仕えた謎の坊主「天海」が作ったもの。
たしか、この季節だと鬼道衆では少し前から、その天海の霊をイタコに乗り移らせて、
結界の壊し方を聞くってプランを実行中のはず・・・とか思ってると、マッチョ坊主から
「鬼道衆の狙いはそれじゃぁ〜」と、そのものズバリの説明を受ける。
バレバレです。御屋形様。
とりあえず、鬼道衆のことを調べないとならないなって話しになりまして、御屋形様の生家
跡地まで調査に行きました。
当然、鬼道衆側だって黙っていません。
やってきたのは大砲男こと火邑。
ここでまた糞柳生の外法炸裂。
大砲男が火龍変化。
いーかげんにしろ。
とりあえず、邪気を祓って大砲男を元に戻す。
彼奴は割と自暴自棄な所あるから説得。
これからも御屋形様の元で新しい時代を創ると宣言して去っていく大砲男。
お前は鬼道衆のかがみだ。えらい。
大砲男と別れてもう少し進むと、いよいよ御屋形様が現れる。
おなつかしや。御健勝そうでなにより。
御屋形様は第弐話で会った怖いお姉さんこと桧神 美冬を依代にして、天海を黄泉から
召還している真っ最中。
邪魔しちゃ駄目よ?
とか、思ってると龍閃組が邪魔をする。
駄目だって。
とりあえず傍観決め込むことにする。
天海はだいぶん降りてきてる。
しゃべり始めたしね。
と、思いきや戦闘していることで周りの気が歪み、桧神に変なものが降りてくる。
「ぼんじゅーる」
フランス人だーっ!(ガビーン)
しかもジャンヌ・ダルクじゃねえか?コイツ。
御屋形様も呆れ返って帰っちゃうし、もーどうしたもんだか。
とりあえず帰って寝ようと町の方を見るとメラメラと赤い炎が上がってる。
火事?
とりあえず急行。
燃えているのは長屋周辺。
八丁堀の旦那が指揮をとって消火作業と逃げ遅れた人達の救出をしている。
さっすが頼りになるね。
と、思いきや、八丁堀の旦那の上司、火盗改長官現る。
庶民はいいから、近くの倉庫の絵とか壺とか価値のある物を運び出せと命令。
嫌だといったらクビにするよ?とのお言葉。
殺していいかしら?
駄目っていっても殺すけど。
そんな物より長屋の人達の方が大事だと命令違反をしてまで救出作業に入る八丁堀の旦那。
あんた漢だよ。
もちろん、俺も手伝いやすぜ。
結局、この命令違反が元で八丁堀の旦那は牢屋に投獄。
ファッキン。
続いて龍閃組の隊長にも火盗改長官の魔の手が。
裏で手を引いているのが第拾九話 妖洛行で出てきた松平容保。
幕府内の権力争い&軍国主義のため、お上のいうことを聞かない龍閃組を逆賊として逮捕
しようって腹。
そういや、俺もぶんなぐったっけな。こいつ。
抵抗することなく連行される隊長。
抵抗すればするほど立場悪くなるしな。
あとで何とかするので、とりあえずここは耐える。
と、こっちが下でにでていりゃいい気になりやがって、龍閃組本部である龍泉寺まで火盗改の
大群が押し寄せ完全包囲。
どうする?
フランス人幽霊in桧神=ピセル