【Japan】
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 9月12日(木)
   危ない。本当に危ない。

 さて、日本はその憲法の中で戦争の放棄をうたってます。(日本国憲法第9条

 大雑把に説明すれば、「日本は平和を求め、外交の一部として武力を使って脅したり実際戦争うったりしちゃ駄目ですよ。そのために軍隊を持っちゃ駄目ですよ。」ってな内容です。

 じゃぁ、自衛隊はどうなんだ?という話に当然なりますが、この辺りは国会等でも問題になってます。

 曰く「自衛隊といっても軍隊じゃないか、だから違憲だ。」という考えと、「自分の国を護る権利(自衛権)までは否定してない。だから合憲だ。」という考えですな。

 そんな問題を抱えながら、それでも自衛隊があるのは何故か?
 答えは簡単。隣近所に危ないのがゴロゴロいるから。


 具体的に上げてみましょう。

 まず、中国。
 徹底した反日教育(日本は悪い国だと教え込む教育)をしてます。
 それはもう、歴史の時間の1/3を使って反日教育をしているという話もあるくらい。
 台湾を中国の一部だといまだに騒いでるのは有名ですが、沖縄も中国の一部だといってます。
 もう、喧嘩売る気満々です。

 ついでに共産主義国家です。
 後々詳しく説明すると思いますが、共産主義国家は戦争して死ぬ人数よりも、平時に政府に殺される人数の方が多いという不思議な国家で、中国でいえば何千万〜一億単位で民衆が虐殺されてます。
 ちなみに現在もチベットで虐殺継続中です。

 日本もアメリカと同盟を結んでいる以上、中国と日本はお互いに仮想敵国といってもいっても良いでしょう。


 次に北朝鮮&韓国
 反日教育は当たり前〜。
 当然仮想敵国は日本です。

 北朝鮮は不審船日本人拉致問題など、危なくないと考える方がおかしい。
 テポドン(ミサイル)撃ってくるし。

 韓国にいたっては、日本に原爆を落とす小説がベストセラーになるくらい反日国家。
 現在、日本の領土である竹島を侵略中です。


 この3国は本当に危ない。
 なにが危ないって、ルールとか法とか条約と協定とかその辺を護る気がまるでない。

 なので、平和条約とかもまるであてにならないので、仕方なく自衛しなきゃならない。

 あと、ロシアとも平和条約結んでないので、いつ攻めてきてもおかしくない。(まだそんな余力はないだろうけど)
 ちなみにロシアも旧ソ連時代に条約無視して攻め込んで来たりするので、条約結んだりしてもやっぱり注意が必要。


 そんな状態だから日本は自衛隊で防衛にあたってるわけですな。
 とはいえ、自衛隊だけでは戦力がたりない(っつーか敵が多すぎ)ので、アメリカと同盟を結んで有事に備えているというのが現状。

 と、言うわけで、このコーナーではそれらの危ない国が、どんな国か?ということを紹介して警戒心を強めるのがメインの目的です。


 ちなみに中国、北朝鮮、韓国(以下「中華圏」)以外のアジアは、日本にとってそれほど敵対的でなく、先人達の活躍のおかげで、むしろ友好的なことが多いです。

 この辺は「日本ってこんな国」の方のコーナーで、そのうち紹介されるでしょう。たぶん。


 9月20日(金)
   朝鮮半島に対する戦後補償は終わっている。

 小泉総理が北朝鮮を訪問して、金総書記と共同宣言を出しました。
 その中に「国交が正常化したら、お互い戦争関係の事柄で金を請求しない事にしよう。」という内容があります。

 国交が正常化すれば、これによって日本の北朝鮮に対する戦後補償は終わる訳です。
 ちなみに戦後賠償については、日本と北朝鮮とは戦争をしていないので必要無し。
 これは当然韓国も同じですね。

 この辺の経緯は後々改めて説明しますが、とりあえず無法地帯本館の2002年9月17日の日記を参考にして下さい。

 ちなみに戦後補償は「世話になったから、戦後がんばってね」戦後賠償は「戦争しかけて悪かった」くらいの意味。


 ところが、この北朝鮮への戦後補償も本来は必要無いものなのです。

 と、いうのも昭和40(1965)年、日本と韓国は「日韓基本条約」並びに「日韓基本条約の関係諸協定,日韓請求権並びに経済協力協定」を結びました。

 内容は色々あるんですが、とりあえず、
  1.韓国は朝鮮における唯一の政府ですよ。
  2.日本は戦後補償として無償&有償&民間借款で8億ドルを支払いまますよ。
    
(無償3億$、有償2億$、民間3億$、日本円にして2880億円)
  3.これで戦争関係の請求については、完全かつ最終的に解決しましたよ。

 と、いったところが今回の話に関係すること。

 つまり、日本は条約並びに協定上、戦後補償は終わっており、韓国が戦争がらみでお金をせびってきたら、それは協定違反な訳です。
 ぶっちゃけ、「じゃぁ8億$耳そろえて返せ」というべきですな。日本には。

 ここでポイントは、1番。
 当時北朝鮮は国際連合に認められていなかったため、日本は韓国に朝鮮半島全部分として補償金を渡している点。

 なので、スジからいえば戦後補償を求めるなら、北朝鮮は韓国から補償金の半分を貰うべき。
 逆にいえば、韓国は貰ったお金の半分着服してないで、半分戦後補償として北朝鮮に渡さなきゃいけない。

 と、言うわけで日本が北朝鮮に対して戦後補償を改めて払う必要が無い。
 2重払いになっちゃうからね。

 もう一つポイントは、未だに何かにつけて韓国人は戦争の謝罪と賠償を日本に求めているという点。
 正確には、日本は戦後補償として韓国政府にお金を渡しているのに、韓国政府にではなく、日本に請求している点ですな。
 これも日本は韓国政府に戦後補償金を一括払いしているので、その中から貰うのがスジ。

 っつーか、そのための一括払いだし。


 この二つのポイントから導き出される答えは

 韓国政府は日本が戦後補償用として渡したお金を、自国の戦争犠牲者用にろくに使わず、別のことに、しかも北朝鮮の分も含めて使ってしまった上、そのことをちゃんと国民に説明していない。

 っつー事ですな。

 当時日本が渡したお金は民間借款を除いても当時の韓国の国家予算の1.45倍。
 これの大部分をインフラ整備に使ってしまったのは韓国政府の勝手ですので、日本がどうこう言える立場じゃないのですが、同様に韓国人から戦後補償がどうこう言われる筋合いも無い。

 これは日本人なら覚えておきましょう。
 借金だらけの日本には韓国や朝鮮に渡すようなお金の余裕は無いし、また渡す必要も無いのです。

 なのに渡しちゃうのは、また別の理由からなんですが、それはまた別の機会に・・・


10月 4日(金)
   中華圏の特徴(1)

 さて今回からは、中華圏(中国、北朝鮮、韓国の総称※1)の特徴をご紹介しようと思います。
 これを知らないと、日本人にとって中華圏民族は理解不能の民族になってしまいます。

 まず、中華圏にとって世界観について説明します。
 中華圏にとって世界の中心は中華(中国)のことです。(中華の「世界の中心」という意味)
 と、いうより、中華=世界です。

 じゃ、それ以外の土地は?というと、「野蛮な異民族が住む場所」という扱い。
 これを「化外の地(けがいのち)といい、そこに住むのは「夷狄(いてき)といい蛮人扱いくらいならまだ良い方で昔は半人半獣扱いまでされます。


 つまり中華だけが文明国であり、それ以外は野蛮人の住む国。
 加えて言えば、中華から離れれば離れるほど蛮族だという考えです。

 そういう考えですから、中華圏にとっては、当然、中華(中国)が世界で一番偉いわけです。
 同じ発想で、朝鮮(北朝鮮、韓国の総称 以下同じ)は中国の隣国なので、世界で2番目に偉いということになるわけですな。

 こういう考えを「中華思想」といいます。

 イメージとしては、白人が有色人種を下等と見るような感じの斜め上といったところです。

 この中華思想からいえば、日本は中華から見れば海を越えた最果ての地。
 野蛮で最下層の国と言っても良いでしょう。


 それからもう一つ中華圏の特徴として「儒教」というものがあります。

 もともと個人の道徳と社会の理想を説く教えなんですが、特徴として礼(礼儀)と孝(祖先や親への愛)を重視します。

 それらが転じて人間関係において上下関係を重視することなり、上下関係を護るため、逆に、ありとあらゆることをもとにして上下関係を作ります。

 社会的地位だったり、性別だったり、年齢だったり、それでも決まらなかったら生まれた時間を使ってでも上下関係を成立させます。
 
 で、おおげさに言えば格下の者は格上の者に逆らうことは許されません。
 儒教から見れば、それは礼(礼儀)を欠き、秩序を乱すとんでもないことなのです。

 逆にいえば、原則、格上の者は格下の者に何をしても許されるということです。
 ちなみに、そういう考え方の中では「謝る」=「格下になる」というのもポイントですね。

 さて、これらの「中華思想」「儒教」から中華圏と日本との関係を探ると、日本は蛮族で格下の国なのだから中国や韓国に逆らうなんてもってのほか、貢ぎ物をして、奴隷のように尽くして当たり前。と、いったところでしょうか。


 さて、そんな格下(のはず)の日本が中国に楯突いた(戦争した)あげく勝ったり、格下(のはず)の日本が格上(のはずの)と朝鮮を併合(日本の一部にすること)したのは秩序を乱すとんでも無いことで、プライドも、とても傷ついた。許せない。

 これが、中国や韓国が日本に対して、何度も「謝れ、謝れ」という理由です。
 謝ることによって、自分が格下であることを認め、本来あるべき奴隷の地位へと戻り、従い尽くしなさい。と言ってる訳ですな。

 逆に(中華思想の中で)上位の国が下位の国を攻撃した場合はどうでしょう?
 当然、謝罪なんて求めません。

 現に朝鮮は中国に何百回も攻め込まれているのに文句一つ言いません。


 つまり、日本にとって、日中友好とか日韓友好というのは、対等なパートナーとしてがんばろう。くらいの意味ですが、中華圏にとっての中日友好とか韓日友好というのは、今までの無礼は許してやるから奴隷として従え。という意味です。

 つまり、これから日本が中華圏の国に対して、どれだけ謝ろうが、どれだけ経済援助をしようが、奴隷にならなければ、中華圏の納得する日中友好や日韓友好というのはありえない。ということですな。


 さて、これでもまだ日中友好とか日韓友好を進めるべきといえるでしょうか?

 まだまだ続く。 

※1 中華圏・・・中国、北朝鮮、韓国の3国を指す便宜上の総称、他のサイト、文献等では別の意味で使われているので注意。



【更新履歴】
平成14年 9月12日 新設
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