えー管理人は月に一度、北海道江別市のマイカルシネマに映画を見に行くのですが、その時見た映画の感想などを紹介するコーナーです。

 そこは、シネプレックス(複数のスクリーンを備えたアメリカ式の大型映画館)で常に10本くらいの映画を上映しているのですが、そこにいきなり行って、即決で見る映画を決めているので、次の紹介が何の作品になるかは管理人でもわかりません。

だめじゃん

 今回は「クレヨンしんちゃん」です。


目次: [クレヨンしんちゃんへ] [メリーに首ったけへ] [死国へ] [リング2へ] [踊る大捜査線へ] [スピーシーズ2へ] [ミュウツーの逆襲へ] [ピカチュウの夏休みへ] [スレイヤーズごうじゃすへ] [機動戦艦ナデシコへ] [試写室 最後のページへ] [試写室 次のページへ] [部屋の最後へ]


「クレヨンしんちゃん」

あらすじ
 平和な野原家に日常にまた、波乱が巻き起こる。
 二つの秘密組織の間で翻弄される野原一家。
 あの平和な日々は戻ってくるのだろうか?


 映画クレヨンしんちゃんの最新作「爆発!温泉わくわく大決戦」です。

 毎回芸能人がゲスト出演しているのですが、今回のゲストは「丹波哲郎」
 役柄は「温泉の精」です。

 話自体は他のクレヨンしんちゃんの映画に比べると中堅クラス。
 面白いことは面白いけども、もう一声って感じ。

 それでも下手な映画よりはオススメなんですが・・・

 同時上映もクレヨンしんちゃんなんですが、こっちはテンポが絶妙で、素直に面白かったです。
 
 あと、今回は全体的に(同時上映含む)パロディ色が強いので、元ネタを探してみるも面白いかも・・・

わかりやすいあらすじ
 やっぱ、温泉だな

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「メリーに首ったけ」

あらすじ
 主人公は学生のころ好きだった「メリー」のことを忘れることができないまま、何年もの月日を過ごしていた。

 ある日、どうしても「メリー」にもう一度会いたくなり、友人のツテでその居所を調べることにしたが・・・


 コメディです。
 ラブロマンスではなく、ラブコメ。

 ラブでコメです。

 っていうか、あまりラブでは無いかも・・・

 コメディ自体は、結構面白く、笑える作品ではありますが、

 「下品」です。

 潔癖性の人は見に行っては行けません。
 「鮫島さんって、ほんとーに下品だなっ」という作品です。(意味不明)

 逆に、TV放送はたぶん出来ないとおもうので、見に行くのも一興かも(VTRで十分だが・・・)

 個人的には、ヒロイン「メリー」が、かなり「嫌いなタイプ」な上に、品の無い作品は嫌いなので、見終わった後、あまり楽しかったーっという気分にはなれませんでしたが、下ネタの通じる友人何人かと見に行くのなら、結構オススメの部類には入ると思います。

わかりやすいあらすじ
 メリー vs ストーカーズ。バトルロイヤルの巻

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「死国」

あらすじ
久しぶりに故郷にかえって来た主人公の女性は、かつての幼なじみだった男性と再会する。
しかし、もう一人の幼なじみの女の子は、すでに亡くなっていた。
主人公の故郷「四国」でおきる奇妙な出来事。


リング2の同時上映です。

人にはすすめはしないものの、個人的には非常に気に入りました。
テーマはです。

と、いっても、一緒にいっていたCUさんは、「そう?違うと思う」とのことですので、そう感じたのは自分だけかもしれません。

死してまでも、純真に恋人のことを想い続ける主人公の幼なじみの女性。
邪法とわかっていながら、何年もの月日をかけ、娘を生き返らそうとする母親。
家業を無理矢理継がされる娘を不憫に思い、そのことに反対するあまり、妻に崖から突き落とされる父親。

などなど、実際の主役は「主人公の女の幼なじみ」とその家族です。

と、いうか、主人公が故郷に帰ってこなければ、それなりに「まるくおさまった」かもしれません。
(それでも、死人は所詮、生者と共には行くことは出来なかったでしょうが・・・)

幼なじみの男性の方は、主人公の女の幼なじみが「たとえ死んでも愛している人」としての意味しかありません。

と、いうか、結構最低気味の男です。
ラストにああならなければ、お父さん許しません(意味不明)

とりあえず、ホラーではありません。

分類的にはラブロマンスに属すると思いますが、そう思うのは、たぶん私だけでしょう。

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「リング2」

あらすじ
「リング」から「らせん」に続く物語。 だが、もしも物語が「らせん」に続かなかったら・・・ 「リング」から続くもう一つの物語

「時間の無駄」

もし「死国」と同時上映じゃなく、これ一本だけ見るハメになっていたら、お兄さん 大暴れです。それはもー、北斗の拳の悪役くらいに。

「恐怖は形が見えないからこそ恐怖である。」 という言葉に納得できる方は、見に行っては行けません。

とっとと帰って、「クレヨンしんちゃんの映画」でもレンタルして見ましょう。


最後に一言
これを「リング」よりも3〜5倍怖いというような奴に監督をやらすな!

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「踊る大捜査線」

あらすじ
警察の副署長の誘拐事件発生、警察の威信をかけての捜査をおこなうが・・・

 以前TVでやっていたドラマの映画化です。

 と、いっても、またもや私、TV版は見ていなかったのですが、

「面 白 い」

アンド

「いかりや長介カッコイイ」

 が、正直な感想です。(笑)


 シリアスあり、コメディあり、と内容も盛りだくさんで、しかもテンポも小気味良い。

 多少、展開に強引な所は無い訳じゃないですが、勢いで見せてしまう展開の良さ。
 ちょっとした出来事や出てくるアイテムを点と線でつなげていき、複線を複線のまま終わらせず、クライマックスまで引っ張っていく構成(本筋、コメディ部分共に)と、邦画としては、かなり良いできだと思います。

 最近流行の(?)サイコさん部分も取り入れてますが、ちゃんと展開にからんできますし、「とりあえず流行モノ出しとけ」的ではないところがマル。
 コメディ部分もタイミング良く入り、ストーリー展開に緩急をつけ、見る者を飽きさせない。

 もちろんシリアス部分は「涙系」の場面もキッチリ出来ており、エンターテイメントとして総合的に見ても

「見て損無し」

って、いうか

「見るべし!」


 と、いうわけで、内容にはあまり触れません。

 TV版を見てなかった人は 「魔天楼/著 田中芳樹(講談社文庫)」 薬師寺涼子の怪奇事件簿(一巻) を読んでおくと、さらにお楽しみいただけるでしょう。


わかりずらい感想
よく後ろから刺される男だな(笑)

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「スピーシーズ2」

あらすじ
火星への第一歩を踏み出した人類
しかし、調査用に持ち帰った土壌サンプルには、かつて火星の生命を滅ぼしたエイリアンのDNAが入っていた。
地球にて増殖を始めるエイリアン。
はたして、人類の運命は?・・・

いわゆる「次回作もの」ですが、私、前作を見ていないので二作目のジンクスうんぬんはわかりませんが、

「面白くない」

SFバイオホラーを狙ったのでしょうが、SFにしては中途半端で、バイオにしては科学的考証を使いこなして無く、ホラーにしては怖くない。

この手の映画に科学的考証うんぬんをいうのは、邪道かつ反則かと思いますが、劇場用作品として、最低でもそれを感じさせないストーリー展開や演出があってしかるべきだと思います。(たとえば、MIBのように)

前半部でちょっと上げるだけでも、

「有機体でないDNA」だとか、火星に初めてたどり着く程度の科学力で、「このDNAは〜光年離れた〜星雲にしかないものだ」と言い切る科学者だとか、駄目駄目ムード満点。

っていうか、そういうセリフさえなければ、もう少し楽しめた可能性もある。
蛇足的セリフが多すぎ。翻訳者(字幕だったので)のせいか?

ホラー部分にしても、恐怖ではなく、スプラッタ or ビックリ系(しかもタイミングばればれ)
そーとー駄目。

結論:見なくても良い

あと、あこがれの君との初デート・・・なんてシチュエーションで見に行ったら、もっと駄目。

Hシーン多いからね。

わかりやすい、あらすじ
エイリアンが「レッツ!繁殖!いやっほう!」って暴れる話。

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「ポケットモンスター・ミュウツーの逆襲」

あらすじ
人に造られたポケモン「ミュウツー」が、自分の存在意義を見いだすため、最強のポケモンマスターの名をかたり、主人公サトシらをはじめとするポケモンマスターに挑戦する。

 まず1本目のコレですが、子供向けにしてはテーマが重いです。ミュウツーが「私は誰だ」「私はどうして生まれた」などと、常に自問自答(答えは出ないが)してます。

 ですので、中身的にはどっちかというと、大人向けです。話自体は結構面白く、感動出来るので、わりとおすすめです。
 あと、”おはスタ”のレイモンドや、小林幸子が声優にチャレンジしてます。

 後半、ピカチュウが泣きながらコブシで語り合うのが見所。

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「ピカチュウの夏休み」

あらすじ
ポケモン専用の公園に放された、ピカチュウらポケモンたちの一日の様子

 2本目のコレは、いかにも子供向け(当たり前ですが)ストーリー云々よりも、ポケモン達の可愛らしい(まぬけな?)仕草を楽しみましょう。

 新種のポケモンも出てくるので、その筋の人は要チェック。

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「スレイヤーズごうじゃす」

あらすじ
リナ&ナーガが訪れた町に突然ドラゴンと、それに乗った少女が襲いかかってきた。その理由と真相とは?

 え〜3本目はスレイヤーズですが、いつものとおりギャグです。
 ただし、いつもに比べてギャグに切れがなければ作画も悪い。この出来で、これを劇場版というのはサギじゃないか?ってかんじです。

 ファン以外は見なくても良いと思う。(あくまで個人的意見)
斜め後ろに座っていた、どっかの兄ちゃんは「いや〜スレイヤーズ丸々寝てた。」とかいってた。
 いいのか?

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「機動戦艦ナデシコ」

あらすじ
宇宙ステーションを襲う謎の機体。機動戦艦ナデシコ艦長のホシノ・ルリがその正体を暴く(ちょっと違うかな?)

 実は私、TV版ナデシコ見てなかったんです。(まあ、そんなこといったら、スレイヤーズもポケモンもたまにしか見てないが・・・)
 それでも、これは楽しめました。絵もきれいだし、話もテンポが良い。キャラクターも生き生きとして良い感じ。

 真面目なアニメファンの方は「悪ふざけがすぎるんじゃない?」とか「ファンサービスのためだけの映画」とかいうかもしれませんが、まあ、面白ければそれで良いのです。

 TV版を見ていた人はもちろん、見てなかった人にも、おすすめです。

 「ルリルリは大きくなっちゃあダメだよね」って人にはどうかわかりませんが・・・

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