ここは、管理人の心の琴線にふれたオススメのものを、ジャンル関係なしで、紹介するところです。

 そういや、私3月で結婚して1周年になるんですが、そろそろ時効だろうってんで、今回から結婚式をネタにしようと思います。

 題して、「 愛のメモリー?最終章

 オススメになっているかは、人類永遠の謎。

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愛のメモリー?最終章


 というわけで続き。

 祝宴に入るわけですな。

 私、何回もいろいろな結婚式に出る機会があったんだけど、参加者と新郎新婦が話したり接したりする時間って意外とないのよ。

 ってな訳で、基本コンセプトは「参加者とガンガン会う」という感じで行きます。


 まず一発目は、さっき切ったウエディングケーキ。
 普通だと別に用意してあったケーキを各テーブルに他の料理と同じように配るってのが定番。
 これを新郎新婦自ら配る。各テーブルに。


 2発目は言わずと知れたキャンドルサービス。
 各テーブルを廻って、ローソクに火を付ける。
 普通はココとお酒をつがれる時くらいしか、参加者と話しする機会無し。


 3発目はキャンドルサービス第2弾。
 参加者にグラスに浮かべたキャンドルを配って、それを逆に新郎新婦側に持ってきてもらい、ピラミッド状に並べた後、てっぺんに着火。

 って書いても判りづらいとおもうので写真を載せてみる。

←こんな感じ。

これのパーツ一個一個を参加者に持ってきてもらって、てっぺんに新郎新婦が火を付けるってやつですな。


 そんな感じにケーキを配ったあと、新郎新婦それぞれの友人代表挨拶。
 挨拶の中で「ロリコン亭主」扱いされたことは内緒だ。

 そのとき義父が「ロリコン亭主か・・・」と感慨深げにつぶやいたことはもっと内緒だ。


 で、次は余興。
 普通は歌ですな。
 親戚や友人達が歌ってくれました。
 イトコたちが歌った「LOVEマシーン」で友人席が異様な盛り上がりだったことは内緒だ。

 で、お色直しして会場に再入場。
 手にはキャンドルサービス用のバーナー。

 各テーブルのロウソクに火を付けて廻っていると、途中で当たり前のように消える。
 縁起悪い。

 気を取り直して、新婦から両親への手紙朗読→両親へ花束贈呈の「泣かせコンボ」

 これは綺麗に入る。


 で、両家代表謝辞。
 普通は新郎側の父親がやるものだが、いないので新婦の父親にお願いする。
 義父も子供の結婚式は3回目なのだが、じぇんぶ娘なので謝辞は初めてらしい。


 その後、伯父の音頭で万歳三唱。
 で、新郎新婦退場で無事終了というわけですな。


 じぇんじぇん無事じゃ無かったという話もある。


 全体の感想はというと、疲れたとか緊張したとかいうのは特に無く、企画段階からさわれたので面白かった。  もう一度やってみたいというのが正直な感想。

 披露宴はともかく、式くらいなら何年後かの結婚記念日にでもやってみようかしら?

 そんなわけで、意外と大変じゃないので皆さんもお気楽に結婚してみてはいかがでしょうか?
(←無責任)



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愛のメモリー?第六章


 さて、いよいよ結婚祝賀会。
 ある意味こっちの方が本番。


 事前に受付用の釣銭が紛失するようなトラブルも、もちろん忘れない。
 ま、見つかったけどな。


 普通、この受付の時間ってのは、新郎新婦共に暇なものなんだが、なんせ発起人を立てていない上、準備段階から計画、立案、実行まで新郎新婦だけでやってるもんだから、なんだかんだ準備でおおあらわ。

 新婦の方はすでにウェディングドレス姿なので身動きがとれないため、新郎、走る走る。


 おまけに、初めての結婚式出席ということで、はしゃぎすぎた姪っ子がコケてドアの角に額を強打。

 パックリ割れる額

 病院に直行させて、何針か縫ってもらう。

 もー、トラブルにはことかかない結婚式。


 そんなことしている間に、いよいよ本番。
 新郎新婦、腕を組んで会場の扉の前にスタンバイ。


 もちろんリハーサル無し。
 っつーか、会場側の手違いで、この祝賀会場の中を今の今まで見たことも無い。

 大丈夫ですか?


 あと、ついでに新郎新婦の挨拶文を、この時点でじぇんじぇん考えていない。
 ほぼ、アドリブになること大決定

 とりあえず、こうして扉の前に立っている間に、ざっと挨拶を考える。


 そして入場。


 偏った曲が流れる中、会場内をぐるっと廻ってひな壇にあがる。
 意外と緊張しない。
 意外でもなんでもないという話もある。


 で、新郎新婦挨拶。
 大雑把にいえば、こんな感じの挨拶
 
(堅苦しく真面目な挨拶をする)→と、言うように、口では格好いい事をいくらでも言えますが、今更身内ばっかりのこの場所で飾ったってしょうがないので、今後ともヨロシク。」
 みたいな挨拶をアドリブでぶちかます。

 後日談になるが、この挨拶が嫁さんの祖父のツボに入ったらしく、妙に褒められる。


 で、次は祝辞。
 叔父や伯父に頼むが、両方ともこの手の挨拶は本職みたいなものなので問題無し。


 次は花束贈呈。
 式に参加している子供が新郎新婦に花束を渡すっていうところなんだけども、その子供の一人が現在額割って病院にいるので、片方は代理。

 参加者からの記念品贈呈も滞りなく終わる。


 このあと、いよいよウエディングケーキ入刀。
 せっかくだから、ケーキは生ケーキ。
 ちゃんと食べれますよ?


 この式のコンセプトは「客を巻き込む」なので、このケーキを切った後、新郎新婦自ら各テーブルに切ったケーキを届けるようになっています。

 ちょっと良いでしょ?


 普通、このウエディングケーキに入刀する時、切った時にドライアイスが炊かさるのだけどもオプションに入れてなかったため、かなりショボイ。

 これから結婚する人たちは、ドライアイスだけは忘れずに。
 写真とか撮るタイミングも計りやすいしな。


 で、祝電披露が来て、お次は乾杯。
 そして祝宴に入るわけですな。


 ま、その辺は、また次回の講釈で・・・



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愛のメモリー?第五章


 さて、いよいよ本番。
 一回戦目は教会。


 一応リハーサルがあるらしいので、それほど心配無し。
 なんだかんだで緊張している感があるものの、始まってしまえば落ち着くだろう。


 婿さんの方の用意はそんなに時間がかからないので、ちゃちゃっと用意して後はお客さんの対応とかをする。

 嫁さんの準備が出来次第、合流して神父さんと打ち合わせ&説教。
 キリスト教徒じゃないので、「ふーん」程度に聞いておく。


 途中、何度かカメラマンが乱入。
 この教会のプランでは、オプションで式の写真集を作ってくれる。
 それの撮影のために、行くとこ行くとこ何処にいってもカメラマンがついてくる。

 カメラを向けられると、新郎新婦共に「ピタッ」っと動きがとまり瞬きもしねぇってあたりが、染みついた習性のようで嫌。


 ざっとリハーサルをしていよいよ本番。
 式場の中に人が入り、私は祭壇の前で花嫁の登場を待つ。


 黒人歌手の朗々たるゴスペルソングと共に扉が開き、父親に連れられて花嫁の入場。

 義父がモリモリ歩くので花嫁は引きずられるように入場。

 途中でタッチ交代。
 今度は私が引きずって祭壇に花嫁をあげる。

 で、お約束の誓いの言葉&賛美歌。
 黒人歌手の方も歌ってくれる。

 さすがに良い声。


 あと、結婚証明ってのを書くのだが、これには保証人が必要。
 信用ねぇな。

 とりあえず、お互い友人に頼む。
 友人達のほうが本人達より緊張してたのは内緒だ。

 で、指輪の交換とホッペに、ちぅ。で終わり。

 式場から退場する。
 新郎新婦は一旦ホールで待って、参列者はその間に外に移動。
 出口で新郎新婦が出てくるのを待つ。


 教会での式なので、普通ライスシャワーか花びらのシャワーかどっちかが用意される。
 今回は花びらの方。
 別に、ライスシャワーだと米袋ごと投げる奴がいそうなので・・・と、いうわけではない。

 新郎新婦が出てくると同時に花びらが舞う。
 っつーか、すっげぇ強風。

 新郎新婦にかからず、飛んでいく花びら。


 で、その後「幸せの鐘」だかを鳴らしに行く。
 「3回鳴らして下さいね。」と言われたのに、力余って4回鳴る。

 縁起でもねぇ。


 そのあと、皆で集まって記念写真のあと、いよいよブーケトス。
 独身女性が集まるですよ?

 「あんた一回結婚したでしょ。」
 「もう一回結婚したいんだもん。」
 というやりとりがあったのは内緒だ。


 結局、強風と花嫁の豪腕により、ブーケは最後列に。
 私のいとこが受け取ることになりました。

 その後リムジンに乗り込み、祝賀会会場であるホテルに移動。
 二回戦目に突入する訳だが、それはまた、次回の講釈で・・・



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愛のメモリー?第四章


 さて、進行内容も決まったので、次は中身だね。

 とりあえず衣装。
 衣装というと別の物を思い浮かべてしまう嫌なサガ。

 結婚式は自分が主役になれる数少ないチャンスだから・・・と、お色直しを何回も、衣装選びも一着に何時間
(8時間とか)もかける人が多いようです。

 コスプレイヤーは、写真撮られている間は、ある意味主役。
 そんな事もあってか無くてか、嫁さんは割とその辺、淡泊。

 ウエディングドレスとお色直しのカクテルドレス選ぶのに、併せて2〜3時間もかかったかしら?

 婿にいたっては、嫁さんのドレスにあわせて、選ぶだけ。
 2着選ぶのに30分もかかってない。

 店員さんにも不思議な顔される。
 どんまい。


 家にも一着あるしな。ウェディングドレス。
 今現在だと、カクテルドレスも2着あるぞ。

 あと、礼装もなぜか着慣れてるしな。婿殿。


 閑話休題


 教会で前撮プランってのがあって、式の前に式の時と別のドレスを着て何枚か写真を撮ってくれるというサービス。
 式場貸し切りってのもポイント高し。

 コストパフォーマンスが良いので頼んでみる。
 婿殿の親は当日面倒くさいってんで見に来なかったが、嫁さん側は両親の他に母方の祖父祖母まで見に来る。

 嫁さんの準備が終わるまで、婿さん他見学者は暇。
 暇つぶしに、会場内を案内する。

 じいちゃんと
「この教会はミサとかやらないのかい?」
「日曜の度にミサやられたら商売になりませんよ。」
とかそんな会話をして時間を潰す。

 いよいよ撮影。

 あっという間に終了。

 通常の何分の一の時間しか、かからなかったそうです。

 あげくの果てに「写真撮られ慣れてますね。」とか言われる。

 それはもう。


 嫌な夫婦。



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愛のメモリー?第三章


 さて、場所が決まったので今回は中身。

 受付だけは友人達に頼むとして、媒酌人も発起人もめんどくさいのでパス。
 事前の準備等も全部自分たちでやることに大決定。

 作業的には他人に頼んだ方が楽なんだろうけども、精神的に自分でやった方が楽かな?と。
 この辺は性格だからしょうがないね。うん。


 ま、100人に満たないような小さい式だから大丈夫でしょう。

 教会での結婚式自体は、マニュアルというか進行が決まってるので特に悩む必要無し。
 問題は祝賀会の方ですな。

 自分たちで勝手に結婚式挙げておいて、自分たち主催で祝賀会開催ってのも変な感じもしないでもないが気にしない。

 「愛のメモリー?前説」に載せた進行表をベースに式の進行を決める。
 あと、それにあわせてBGMも考えなきゃいけない。

 会場にお任せでも良いんだけども、このBGM選びってのは個性の出し所。
 ここは一つ、気合いを入れて行きましょう。

 で、結果的にこうなりました↓

1.開宴の辞
「結婚祝賀会を始めます。」っていう挨拶。司会に頼む。
BGM 【 無し 】
2.新郎新婦入場
読んで字の如く。新郎新婦入場。
BGM 【 Brand New Heart(To Heart)
3.新郎新婦挨拶
普通は発起人挨拶。発起人いないので自分で挨拶。
BGM 【 無し 】
4.ご祝辞
通常は仕事場の社長とか。呼んでないので叔父や伯父に頼む。
BGM 【 無し 】
5.花束贈呈
式に参加してる子供から新郎新婦へ花束。
BGM 【 My Heart 言い出せない,Your Heart 確かめたい(ああっ女神さまっ)
6.記念品贈呈
参加者から新郎新婦への結婚祝い等を渡す時間。
BGM 【 無し 】
7.Wedding Cake入刀
ウエディングケーキ入刀。バッサリとね。
BGM 【 無限抱擁(新世紀エヴァンゲリオン)
8.祝電披露
これもそのまんま。来た祝電を読むだけ。司会に頼む。
BGM 【 無し 】
9.祝杯
通常は仕事場の上司が音頭をとる。呼んでないので伯父に頼む。
BGM 【 無し 】
10.祝宴
飲み会や友人代表挨拶。余興等々。
BGM
・Love Is Music
(華原朋美)
・残酷な天使のテーゼ
(新世紀エヴァンゲリオン)
・Fly To The Moon
(新世紀エヴァンゲリオン)
・Jesus Love Me
(The Bodyguard)
・Waiting For You
(The Bodyguard)
・片思いしか知らないくせに
(ああっ女神さまっ)
・Cookie’s Story
(ああっ女神さまっ)
・ポケットに隠した手ぶくろ
(ああっ女神さまっ)
・女神はうたう
(ああっ女神さまっ)
・娘との日々
(Princess Maker)
・回想
(ときめきメモリアル:BGM)
・思い出のアルバム
(ときめきメモリアル:BGM)
・Forever
(岡本真夜)
・そのままの君でいて
(岡本真夜)
・泣けちゃうほど せつないけど
(セーラースターズ)
・見えない未来へ〜優しさは眠らない〜光の中で
(幽遊白書メドレー)
お色直し
教会からここまで白のウエディングドレスなので別色へ召し変え。
BGM 【 Run To You(The Bodyguard)
11.キャンドルサービス
これもそのまんま。でもちょっと変わった方法にする。
BGM 
・神さまの伝言
(ああっ女神さまっ)
・神さまの贈りもの
(ああっ女神さまっ)
・Memory
(ミュージカル:Cats)
・Love Brace
(華原朋美)
・Forever Love
(映画:X)
12.両親への花束贈呈
新郎新婦から両親へ花束贈呈。
BGM 【 輝き(To Heart:BGM)
13.両家代表謝辞
通常は新郎の父親が挨拶。もう死んでるので新婦の父が挨拶。
BGM 【 無し 】
14.乾杯
通常は仕事場の上司がやる。呼んでないので伯父に頼む。
BGM 【 無し 】
15.新郎新婦退場
読んで字の如く。新郎新婦退場。
BGM 【 Congratulations!(ああっ女神さまっ)
お被楽喜
おしまい。司会の挨拶で終わり。
BGM 【 無し 】


 女神様多すぎ。普通の曲少なすぎ。

 大丈夫ですか?



 次回へ続く



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愛のメモリー?第二章


 さて、教会で式を挙げようという話が決まったので、あとは資料集め。
 地元では結婚式用の教会が無いので、札幌の町中で探すことにする。

 条件としては
  1.雰囲気が良い
(そりゃそうだ)
  2.式場及び駐車場が広い
(身内の数が多いので)
  3.交通の便が良い
(地元じゃない場所なので、出席者が迷わないように)
  4.値段
(安いにこしたことは無い)

 と、いったところ。
 札幌の式場用教会は意外とこの条件を満たしているところが少なく、駐車スペースや広さに難がある場所が多い。

 逆に言えばこぢんまりとしている場所は結構あるので、親兄弟、友人とか少人数で挙げる場合は、結構選択肢が広い。

 身内だけで60人を越えるとなるとなかなか難しく、なかには問い合わせを出したら、「まだ式場完成して無いッス」という場所もあった。

 工事中なのにガイドに載せるな。とかツッこんでみる。


 人数だけなら何カ所か該当場所があるのだが、駐車スペースに難があり。
 結局、有る程度条件を満たすのは2個所くらい。
 どちらかを選ぶことにする。

 1.バラを大量に飾るローズ・ウェディング
(そのまんまや)が売りの教会(でも場所が判りづらい)
 2.国道沿いにある大教会。

 国道沿いの方がサービスと教会の基本コンセプトが良いような感触がする。
 応接室で内容を聞きながら教会のデモビデオを見せて貰う。

 プロモーションビデオかと思ったら、実はオプションで式の内容をドラマチックに編集してくれるらしく、これもその一つだという話。

 ちょいと食指が動く。

 で、そのうち朗々とした歌が流れ始めた。
 画面では黒人の歌手がステンドグラスを背に朗々とゴスペルを歌っている。

 「ゴスペルって胸キュン?」と心の中のトロが問いかける。

 →そうだよ

 「これも式のオプションなんですか?」と反射的に聞いてみる。
 「そうですよ」と明快な答え。

 ここに決定します。えーしますとも。
 「日付はいつぐらいに?」という問いにも「この方
(ゴスペル歌手)の空いている日に」とやる気満々で答える。

 半年ほど先なので、余裕で予約が取れる。

 あと、ついでに式場のオプションとか、提携ホテルとのパック料金とかの説明を受ける。
 値段的に折り合いがつきそうなので、結婚祝賀会もパックでやってしまうことにする。


 最初から暴走気味な感じはするが、まぁ、それはそれとして次回に続く。



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愛のメモリー?第一章


 と、「結婚祝賀会」の前に、まずは「式」

 パターンとしては

 1.結婚式場内の神前かチャペル(教会)で式を挙げて、そのまま場内のホール等で祝賀会
 2.式は神社や教会など別の場所でやり、ホテルなどに移動してそこで祝賀会
 3.式+祝賀会といった雰囲気の人前式

 私の今働いている職場では某結婚式場と提携してますので、1ですね。
 提携している分、安く上がりますし、職場の皆さんにも来て貰って盛大に・・・

「まっぴら ごめんの助」

 それにこの式場

「あきちゃった」

 仕事場関係で結婚式があるたんびに、毎回毎回毎回毎回、この場所。もう、うんざり。

 来賓席
(新郎新婦の真ん前)には、ろくに話したこともない偉い人方が陣取り、仕事場で偉い順ってだけで良い席を占領、本当に祝って欲しい友人や親族は隅っこに・・・なんて、馬鹿馬鹿しい。


 私、誰かの葬式の時にも同じような理由で切れそうになった記憶が・・・


 なので職場には
 「嫁さんの実家の都合で、身内だけでひっそりと式挙げたいと思います。」と宣言。

 「あの場所あきたし、お前ら邪魔だから来んな。」とは言えないですしね。

 もちろん、嫁さんの職場には「ダンナの実家の都合で
(以下略)ってことで^^


 そんな訳で職場関係の制限も無くなった今、会場も好きなように選ばせてもらうですよー。


 じゃ、どこで?

 ある程度財布と相談になるけども、なんといっても安いのはパック料金。
 ホテル内の式場と披露宴会場のセットは有名どころだと値段も安く内容もなかなか。

 手堅くいくならこれだよねぇ。という話だったんですが「そういや教会での式って出たことないな」の一言で話しは急展開。

 好奇心はもちろん、いつ出れるかわからない教会の式を待つなら自分達でやっちまおうという気持ちが大爆発。
 「好奇心」「誰もやらないなら俺がやる」という、自分の中の2大行動原理を刺激されちゃぁ黙っていられません。
 ベクトルは一気にそっちの方向へ・・・

 キリスト教については思うことがあるっていう黒い部分と、信者でもない自分が教会でってのはクリスチャンの方々に失礼だという白い部分との兼ね合いで、結婚式専門の教会にしようということに決定。

 式場の選定などに入る訳ですが、それはまた次回のお話で・・・



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愛のメモリー?前説


 さて、北海道の結婚式って、本州の結婚式と違うそうですね。

 もちろん、地方によって特色があるのは当然ですが、北海道の場合、特色というよりも制度自体が違うらしい。

 「らしい」というのは、実は私、北海道での結婚式しか出たことがないので、正直なところ他県の結婚式がどんなものか知らないんです。

 なので、とりあえず確認の意味も含めて、始めに北海道の結婚式の紹介をしたいと思います。

 北海道の結婚式は、普通、まず最初に「仲人」が立ちます。
 媒酌人という言い方もしますが、多分これは他県と同じだと思います。

 その次に「発起人」というのが立ちます。
 これは10人程度の人達で、普通、新郎新婦の仕事場の同僚、友人達などが「発起人」にお願いされます。
 この人達は何をするのかというと、「結婚式を開催する人達」です。

 主役はもちろん新郎新婦ですが、結婚式を運営するのは発起人といった感じ。

 とはいえ全部発起人が運営する訳ではなく、基本的な流れとかは新郎新婦が要望をだして、式の案内や準備等を発起人がやるといった感じですね。

 特に式のあとの「披露宴」ですが、普通、これは結婚する両家が「結婚しましたよ」というのを「披露」するための式ですが、北海道では「結婚祝賀会」になります。

 つまり、「発起人」が両家のために「祝賀会」を開くというカタチ。
 参加する人達も、「招かれて来る」というよりも「お祝いに来る」というカタチなので、「会費」というものがあります。

 「祝賀会」に係る経費の少なくても料理代金くらいはこの「会費」の中から支出されることになります。

 結婚式をあげる両家の負担が少ないようですね。他県に比べて。

 と、いうわけで、北海道はそういう意味では結婚式が挙げやすい場所のようです。  反面、離婚率も全国1位ですが・・・


 閑話休題


 結婚式の「式」自体はそんなに変わるものではないようなので、割愛しますが、「結婚祝賀会」は多少前後するかもしれませんが、大体次のような流れで進みます。


 1.新郎新婦入場
 2.発起人挨拶
 3.媒酌人挨拶
 4.祝辞
    ・新郎側
    ・新婦側
 5.花束贈呈
 6.記念品贈呈
 7.祝電披露
 8.乾杯
 9.祝宴
    1)ケーキ入刀
    2)スピーチ
       ・新郎側友人
       ・新婦側友人
    3)余興
    4)キャンドルサービス
10.両親への手紙朗読
11.両親へ花束贈呈
12.両家代表謝辞
13.万歳三唱
(or 乾杯)
14.新郎新婦退場
15.終了


 もちろん、人によって内容も順番も変わりますが、大体こんな感じ。
 これをベースに今回からしばらく結婚式の話をしていきたいと思います。



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