ここはMADビデオ関係の部屋です。
 MADビデオってなんじゃい?って方のために現物を一つ置いておこうと思いましたが、間に合いませんでした。

 だめじゃん

 とりあえず、しばらくは管理人なりのMADビデオの説明でお茶を濁しておこうかと思います。


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ネタ物

さて、今回はMADビデオのもう一つの大分類、「ネタ物」についてまとめてみたいと思います。

こちらも「クリップ系」同様、実際には作り手、受け手ともに自分なりのジャンル分けをしているかと思いますので、さらに種類はあるでしょうが、ある程度の目安として、下表の通りまとめてみました。


ネタ物 分類一覧表


形態による分類


ドラマ系

ある作品の劇中の一部をとって、映像またはセリフ等の差し替え等を行ったもの。

元の作品のオープニングやエンディングではなく、本編を使ったMADといった方が分かり易いでしょうか?

ネタ物の大部分は、この「ドラマ系」と下の「CM系」です。


CM系

ドラマ系の一種で、ベースをCMにし、それに映像、セリフ等を差し替えたものです。

CMの曲・音声にあわせて映像を全部かえる方法と、最初は元のままのCMで、途中(もしくは後半)の映像、音声を差し替える(追加する)方法があります。

ドラマ系と比較して、ベースが短時間で一つの話として簡潔しているCM系の方がまとまりがあり、完成度が高い傾向にあるようです。


予告系

この「予告系」には2種類あり、
 ・予告風につくったもの
 ・映画等の予告をベースとしたもの
が、あります。

「予告風につくったもの」については、映像、音声を組み合わせ、自作のテロップ等を追加して、架空(実在の作品でも可)の予告をつくりだす。といったものです。

「映画風の予告をベースとしたもの」については、「CM系」と同様のつくりかたをしたもののほか、洋画の字幕を作り替えるという方法があります。


目的による分類


シリアス系

読んで字のごとく、シリアスなつくりの作品。
目的としては、「魅せる」ための作品といったところでしょうか。

ネタ物の中では少ないジャンルですが、「予告系」に多いようです。


ギャグ系

「笑わせる」ことを目的とした作品。

イメージ的には、最もMADビデオらしいジャンルといえるのではないでしょうか。

ネタ物のほとんどが、コレです。


コメディ系

シリアス系とギャグ系の中間。
「笑わせる」ポイントのあるシリアス系といったところでしょうか。

分類としては、ほとんど使いません。


SRM(セルフ・リミックス・ムービー)

MADビデオの中で、作り手が「自分の為(だけ)に作った作品」のことですが、当然、「ネタ物」についても同様です。

形態としては、上記したジャンルを全て含みます。

作り手の中には、通常のMADビデオSRMとでは、使用する曲・映像等の知名度を考慮して使い分ける等の方法をとっている方もいらっしゃいます。

また、「自分の為」ではなく「自分で作った」という意味でSRMという名称を使われる方もいらっしゃるようです。


なお、「予告系」については、MAD作品に対する自作テロップの比重が高いため、この部屋で定義する「MADビデオ」にはあてはまらない場合がありますが、例外として分類に入れています。

さて、MADビデオの分類は、これで一段落とし、次回からは作品を載せていきたいと思っています。

が、まだ一本も作ってないので、いつになる事やら・・・
気長に待っていて下さい。

では、次回をお楽しみに。

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クリップ系まとめ

さて、今回はクリップ系のまとめとして、ジャンルを一覧表にしてみました。
実際には作り手、受け手ともに自分なりのジャンル分けをしているかと思いますので、さらに種類はあるでしょうが、ある程度の目安になると思います。

クリップ系の分類一覧表


形態による分類


ノーマルクリップ

通常「クリップ系」といえば、コレを指します。
形態としては、任意に選択した曲と映像を組み合わせ、ミュージッククリップ風にしたもの。
と、いったところでしょうか。


ファンクリップ

もっともMADビデオらしくない、MADビデオ。
それどころか、MADビデオと気づかれなければ成功。といった変わり種です。

形態としては、たとえばアニメ等のオープニングを元ネタとする場合。
曲は元ネタと同じ曲を使い、映像は元ネタとは違うが(一部同じでも良い)同じアニメ等の物を使う。と、いったものです。

自分でその作品のオープニング等を作り直す・・・といった方がわかりやすいでしょうか?

比較的SRM(セルフ・リミックス・ムービー)に多いようです。


ユニゾン系

この「ユニゾン系」は、クリップ系のメインジャンルともいえるかも知れません。
形態としては、たとえばアニメ等のオープニングを元ネタとする場合。
曲は元ネタと同じ曲を使い、映像は元ネタとは違う作品だが、同じような構図・イメージの映像を使う。と、いったものです。

通常受け手が元ネタを知っている。もしくは元ネタと対比して見ることを前提としています。

作品としては、「エヴァのOPに対比させて」というのが、佃煮にするほどあります。


目的による分類


シリアス系

読んで字のごとく、シリアスなつくりの作品。
目的としては、「魅せる」ための作品といったところでしょうか。

普通クリップ系というと、コレを指します。


ギャグ系

「笑わせる」ことを目的とした作品。

イメージ的には、最もMADビデオらしいジャンルといえるのではないでしょうか。

実際にも、通常MADビデオといえば、コレを指すことが多いようです。


コメディ系

シリアス系とギャグ系の中間。
「笑わせる」ポイントのあるクリップ系といったところでしょうか。

分類としては、ほとんど使いません。


SRM(セルフ・リミックス・ムービー)

MADビデオの中で、作り手が「自分の為(だけ)に作った作品」のことです。

形態としては、上記したジャンルを全て含みます。

作り手の中には、通常のMADビデオSRMとでは、使用する曲・映像等の知名度を考慮して使い分ける等の方法をとっている方もいらっしゃいます。

また、「自分の為」ではなく「自分で作った」という意味でSRMという名称を使われる方もいらっしゃるようです。


さて、次回はMADビデオをもう一つのジャンル「ネタもの」の紹介になるか?

または、そろそろ、ちゃんと作品を置き始めるのか?

予定は未定ですが、次回もお楽しみに・・・

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ジャンル:SRM系

さて、先日あるMADクリエーターの方とチャットでお話したところ、「クリップ系とSRMは違うよ」とのご指摘を受けました。

確かにその通りです。
この「編集室」はそういうツッコミを待ってました。

前回の「ジャンル:クリップ系」は、わざと「受け手側としての分類」だけ を書いてあります。

今回は、お話を伺ったMADクリエーターの方の意見を参考に「作り手側としての分類」に、少しふれてみたいと思います。

さて、その「SRM」ですが、「クリップ系」と、どう違うのか?

ぶっちゃけた話、それぞれの作品だけを並べて、どちらが「SRM」で、どちらが「クリップ系」か?と聞かれても、それぞれの作品の予備知識が無い限り、まずわかりません。

それがわかるのは、その作品を創ったクリエーターの方だけです。

つまり、「作品を創る際に、誰のために創るか?」が分類の要になります。

それが自分(Self)の場合、「SRM(セルフ・リミックス・ムービー)」になり、それ以外の場合、「クリップ系」となります。

ですから、厳密にいえば、この「編集室」で定義している「MADビデオ」には、「MADビデオクリエーター」が創った「MADビデオ」と、「SRMクリエーター」が創った「SRM」があり、更には、「MADビデオクリエーター」が創った「SRM」があるわけです。

更には、「MADビデオ」分類の中に・・・と書き出すと、かなりややこしくなるので、次回は簡単な表にして説明したいと思います。

クリエーターの方は、個人差はあれ、この分類に「こだわり」を持たれている場合が多いようです。

たとえば、自分の作品を「MADビデオ」ではなく、「SRM」として公表されている方や、「SRM」には、好きな曲、映像を使うが、「クリップ系」には受け手が分かり易い、メジャーな作品を使用するよう、心がけている方など様々ですが、「クリエーターとしての意識」の高さに感服いたします。

今後も作り手側のご意見も参考にしながら、この「編集室」の充実に努めてまいりたいと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。

では、また次回をお楽しみに・・・

なお、前回「SRM」として紹介したジャンルについては、今後の説明の中で、ややこしくなる可能性があるため、以後「シリアス系」と改めます。

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ジャンル:クリップ系

今回からはMADビデオのジャンルについて説明していきます。
第一回は「クリップ系」です。

MADビデオのメインジャンルで、ぶっちゃけた話、ジャンルとしては、クリップ系とそれ以外、という分類が最も大まかな分け方です。

さて、そのクリップ系ですが、更に「SRM(セルフ・リミックス・ムービー)系」と「ギャグ系」に分類されます。

簡単にいえば、魅せる事を目的とした(シリアスな)ものが「SRM系」、笑わせることを目的としたものを「ギャグ系」と、ここでは定義します。

また、シリアスに作ったつもりが、結果的には笑えるものになってしまったものは、さしずめ「コメディ系」とでもしておきましょう。

さて、実際にそれぞれどのようなものが有るかは、また次の機会に・・・
っていうか、それぞれがあるサイトにリンク張ることが出来たら・・・ですね。

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MADビデオとは?

 えーこれについては、きちんとした基準がないため、すでに現物を見られている方々には異論があるやもしれませんが、管理人は「概存のメディアを組み合わせることにより出来る、元とは異なる映像メディア」と理解してます。
 外にもMADテープというのもありますので、こちらは「映像メディア」が「音声メディア」に変わるだけで、本質的には変わらないと思います。

 さて、では具体的にどのようなものをMADビデオというのか、例を上げてみます。


 ドラえもんが、別の声で、たとえば(CV:速水 奨)で、しゃべったら・・・と想像して下さい。


  作り方は簡単です。ドラえもんの口パク映像に、セリフを重ねるだけでできます。
  これが「概存のメディア(ドラえもんの映像と速水奨のセリフ)を組み合わせる(口パクにあわせる)ことにより出来る、元とは異なる映像メディア(速水声のドラえもん)」という意味です。

  いささか乱暴な言い方になりますが、これがMADビデオです。

  もっとも通常は、「別に用意した曲に、ある作品の映像を組み合わせてつくるミュージッククリップのようなもの」がメインですが、いろいろな種類をカバーするため、ここでは、上記のような、ややこしいことをMADビデオと定義します。

 では、具体的にどのような種類があるかというと、大まかなジャンル的に「ギャグ系」と「クリップ系(SRM[セルフ・リミックス・ムービー]ともいう)に分かれます。
 また、外にも「CM系」、「ドラマ系」というものもありますが、それぞれの詳しい説明はまた、次回ということで・・・

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