正月コミケ in 札幌’99(99/1/10)

 場所は月寒グリーンドーム。
 ここが広いと思っていたのは、もう昔の話。

 いまや、スペースが増えたため、狭い狭い。
 おまけに冬休みということもあってか、来客数も尋常じゃない。
 コスプレーヤーは若干少な目だったような気がする。

 コインロッカーに荷物はいれるが、金は入れないという人がいたらしく、イベントスタッフが何度も放送をかけていた。

 そら、怒るわな。

 最近、思うのだが、イベントスタッフがコスプレーヤーに冷たいのは、今、始まったことではないが、コスプレーヤーもマナーが悪くなったような気がする。
 まあ、これに関しては人のことを言えた義理ではないが・・・。

 個人的に原因とおもわれるのは、スタッフのコスプレーヤーへ対応が悪く、それが気にくわないので、コスプレーヤーがスタッフのいうことを聞かなくなる。
 すると、またスタッフが非友好的な対応をコスプレーヤーにとる。といった悪循環が続いているような気がする。

 実際、コスプレーヤーの署名運動までおきるほど、イベントスタッフへの不満が高まり、
 また、コスプレ禁止のイベントがおきるほど、コスプレーヤへの反感も強まっている。

 従順を美徳とする気はサラサラ無いが、コスプレーヤーとしては、ある程度イベントスタッフに従うことが必要ではないだろうか?

 どこかでこの悪循環をたたない限り、コスプレに対する環境は悪化するばかりだと思う。

 コスプレーヤーがいなくてもイベントスタッフは困らないが、イベントが無いとコスプレーヤーは困るだろう。

 実際、最近やっているコスプレ禁止のイベントは、見方によっては「コスプレーヤーがいない場合のイベントの採算」を調べるためのテストパターンとしてとれなくはない。

 これで採算がとれるようであれば、今後コスプレ禁止のイベントの比重が高まる可能性も十分ありうる。

 更衣室の用意など、イベントスタッフ側からみれば、コスプレ禁止の方が準備や運営が楽なのは間違いないのだから・・・。